DAY 1 14:20-14:35 Main Room B
JaEnKo
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人とAIでサービスの治安を守る:コンテンツモデレーションの事例から学んだAI活用の3つのポイント

AI活用において「技術開発と現場活用の間のギャップをどう埋めるか」は共通の課題です。本セッションでは、投稿監視やパトロールといったモデレーション業務へのAI導入事例を通じて、この課題にどう取り組み、「現場で使えるAI」を実現したかをご紹介します。

具体的には、以下の3つの実践的アプローチに焦点を当てます:

  1. 領域特化:モデレーションに特化したAutoMLの仕組みと、サービス特性に最適化されたモデルの開発
  2. 現場視点:運用担当者の知見を学習データへと落とし込んだ精度改善
  3. 全体視点:審査観点の自動提案など周辺プロセスも含めた総合的な改善

これらのアプローチを通じて得られた成果と主要な学びを、実例を交えながらコンパクトに共有します。

ユーザ投稿でお困りの方や、業務へのAI活用に課題を感じている方にぜひご参加いただければと思います。

Speaker

西村知紘

西村知紘 / LINEヤフー

インフラ統括グループ / SecurityPlatform本部 / ContentAbusePreventionチーム

1992年生まれ。ユーザインターフェースの研究がしたくて大学に入ったつもりが、気が付くとハードウェアセキュリティの研究室でトマトを育てていました。ヤフーにはセキュリティ部門にエンジニアとして入社。現在はコンテンツモデレーションに特化した社内向けAutoMLツールのプロダクトオーナーとして、AI技術と現場課題の架け橋になることを目指しています。

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